ドラマ「真犯人フラグ」を見逃し配信している動画配信サービス

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真犯人フラグが立ったが最後、疑惑の目を向けられ、追い詰められていく主人公。
愛する家族を無事取り戻すことはできるのか・・・!?
果たして、真実はどこにあるのか!?

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「真犯人フラグ」ってどんなドラマ?

 放送期間: 2021年10月10日 ~
 放送時間: 日曜 22:30~
 放送局: 日本テレビ系
 出演者: 西島秀俊、宮沢りえ、芳根京子
 原作: 
 公式サイト: 日本テレビ「真犯人フラグ」公式サイト

日本テレビ「真犯人フラグ」公式サイトでは、以下のとおり紹介しています。

現在、平和なはずの日本では、毎年、8万5千人以上もの行方不明者が出ている。
その中で、緊急性・事件性があると判断され、警察が捜索に乗り出すケースは、ごくわずかだ。

警察の判断を覆すのに必要なこと――― それは、世間に注目されることかもしれない。

しかし。

ひとたび世の注目を集めると、別の“不幸”が生まれる。
不可解な事件が起こった時、世の中の人々はこぞって、手に入る限られた情報をもとに、名探偵のごとく“推理”し、その背景の“物語”を想像する。

国民の多くが発信するツールを手にした2021年。
まさに、一億総“推理作家”時代。

数多の人々の口と指とペンによってあらゆる“物語”が生まれ、その“物語”はまた別の“物語”を食らい増殖し肥大化していく…。

一体、何が本当で何が嘘なのか…?
この物語の主人公は、図らずも、そんな無数の“物語”の“主人公”になってしまった男。
ある日、忽然と消えた妻と子供たち―――。
必死で行方を捜すが、手がかりすら見つからない。

そして。
集まった同情は、一夜にして方向転換される。

あの旦那が殺したんじゃないの?
真犯人フラグが立ったが最後、疑惑の目を向けられ、追い詰められていく主人公。
愛する家族を無事取り戻すことはできるのか・・・!?
果たして、真実はどこにあるのか!?
半年間の壮絶な戦いが始まる―――!!

――― この事件、あなたなら、どんな“物語”を想像しますか? ―――

「真犯人フラグ」の配信を楽しむ方法

本作品の配信情報は2022年3月20日時点のものです。配信が終了していたり、料金が変わっている可能性がありますので、現在の配信状況については各動画配信サービスでご確認ください。

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 月額料金: 月額1,026円(税込)
 PPV(都度課金): あり
 動画数: 約70,000本
 画質: HD
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「真犯人フラグ」の各エピソードあらすじ

以下は、日本テレビ「真犯人フラグ」公式サイトで紹介されているストーリーです。

第1話

中堅の運送会社・亀田運輸のカスタマーサービス部に勤務する相良凌介(西島秀俊)は、妻の真帆(宮沢りえ)、高校2年生の娘・光莉(原菜乃華)、小学4年生の息子・篤斗(小林優仁)の4人家族。一家は団地住まいだが、建築中のマイホームの完成を心待ちにしていた。

ある雨の日、凌介の部署に配達中のトラックが事故に遭ったという連絡が入る。このままでは配達が滞ってしまうため、凌介は事後処理に追われるものの、部下の瑞穂(芳根京子)のサポートで事なきを得る。
その晩、凌介が帰宅すると、家に誰もいなかった。真帆と光莉の携帯に連絡しても、つながらない。3人で映画にでも行ったのか…?凌介は、大学時代の友人・河村(田中哲司)からの誘いを思い出す。凌介たちと同じサークルだった日野(迫田孝也)が店を出したので、開店祝いでサークル仲間が集まることになっていたのだ。凌介は、日野の店へ向かう。

凌介が店に着くと、すでに他の友人たちは帰った後で日野が片付けをしていた。学生時代に戻った気分になり、はしゃぐ凌介と日野。日野は、おどける凌介と写真を撮る。そこに河村も合流。河村は今最も売れている週刊誌「週刊追求」の編集長。
3人で楽しく飲み、深夜、帰宅した凌介は異変に気づく。真帆たちは、まだ帰っていない。すぐさま真帆の母・志乃生(丘みつ子)に連絡するが、3人は実家にも行っていなかった。
夜が明けても、真帆たちは帰ってこない。真帆が出かける前に炊飯器のタイマーをかけていったらしく、前日の夜にご飯が炊けていたと気づく凌介。帰って夕飯を用意するはずだったのだ…!

凌介は警察に届け出る。しかし、家出の可能性もあり緊急性が認められないと言われてしまう。凌介は真帆のパート先や光莉と篤斗の学校を訪ねて周囲の人々に話を聞いて回るものの、手掛かりはつかめない。困り果てた凌介は、河村に相談。事件性を感じた河村は「記事にすれば注目されて警察も動くかも」と、週刊追求で記事にすることを提案。戸惑いつつも、凌介はその提案に乗る。河村の手腕で、真帆たちの失踪は事件として注目され、凌介に同情の声が集まる。しかし、あるSNSの投稿をキッカケに、凌介は“悲劇の夫”から一転、“疑惑の夫”へ…!愛する家族を取り戻すため、“真犯人”と“世間の目”との闘いが始まる―――!!

事件翌日。心配して駆けつけた志乃生に言われ、篤斗に持たせていた見守りGPSの位置を探索。すると、篤斗のサッカー教室を示している…!深夜のサッカー教室へ義父の三郎(浜田晃)とともに侵入する凌介。暗い建物を捜索すると、篤斗のGPSがロッカールームで見つかる。キーホルダーの部分が壊れており、ロッカーには破れたユニフォームの切れ端が…。と、その時、背後から何者かに襲われる凌介!犯人かと思いきや、サッカー教室のコーチ・山田(柿澤勇人)だった。山田は、最近不審者が出ると聞いてパトロールしていたという。山田によると、篤斗はいなくなる日の夕方5時半頃、サッカー教室に忘れ物を取りに来ていたという。
凌介は河村に、真帆たちが失踪したことを相談し、事件当日のことを話す。

その日の夕方、仕事中の凌介に真帆から連絡が入った。凌介が会社帰りに篤斗をサッカー教室まで迎えに行くことになっていたが、サッカー教室が雨で休みになったので迎えに行かなくていいという内容だった。夜7時頃に会社を出た凌介は、家に帰る前に書斎として使っているトランクルームに立ち寄った。一人で読書をした後、9時過ぎにそこを出て、電車で帰宅。いつもと違ったことと言えば、家の最寄り駅に着いた時に見知らぬ若い女性(生駒里奈)に人違いされたことぐらいだった…。

河村は、真帆たちの失踪を実名と顔写真付きでデジタル版の記事にすると言い、凌介は任せることに。少しでも情報が集まり、警察が動いてくれたら…という思いだった。
『炊飯器の謎…幸せ一家の母子3人が忽然と消えた!! 残された夫 悲痛な訴え』というタイトルの記事がネットにアップされる。反響は大きく、“炊飯器失踪”というワードがSNSのトレンドにも上がる。
凌介の上司・太田黒(正名僕蔵)や瑞穂ら部下たちも真帆たちの失踪を知り、凌介を心配する。会社から帰宅した凌介はマスコミに取り囲まれる。「ご飯が炊いてあったんです…いつも通り帰ってきて、家族そろってご飯を食べるはずだったんです…」と涙ながらに訴える凌介。

神奈川県警の刑事・阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)が凌介を訪ねてくる。真帆たちの失踪が騒がれているので、事件として捜査するという。凌介に同情的な落合に対し、阿久津は真剣に捜査するつもりがないようだった。
そんな中、事態は急変する。日野の店で撮られた凌介の写真がSNSで拡散。家族がいなくなった晩に酒を飲んでいた凌介への非難が高まっていく。YouTuberぷろびん(柄本時生)は、動画で凌介の職場を晒し、すべて凌介の自作自演という陰謀論を主張し、「あの旦那が殺したんじゃないの?」と煽り始める。

『真犯人フラグ立った――!』と、ネット上では凌介への攻撃が始まろうとしていた。
ちょうどその頃。家に帰る気になれない凌介は、夜遅くまで仕事を続けていた。そんな凌介を気遣い、一緒に残業する瑞穂。そこに、配送スタッフの鼓太朗(坂東龍汰)が大きな段ボール箱を台車に載せてやってくる。その荷物の送り主は凌介で、宛先不明で戻ってきたという。しかし、凌介には身に覚えがなかった。
凌介は、恐る恐る段ボール箱を開く。中には、『お探しのものです』と書かれた紙。そして、サッカーのユニフォームを着た子供の冷凍死体が入っていた――!

第2話

『お探しのものです』と書かれた荷物が届いたことで、一気に警察が動きだし、犯人扱いされる凌介(西島秀俊)。荷物のことは発表されなかったものの、マスコミの取材攻勢は、激しくなる一方だった。情報番組では、日野(迫田孝也)のインタビューが流れる。凌介の家族仲が良かったなど好意的な話をするが、一部の発言だけが切り取られ、「家庭崩壊」、「DV夫」、「旦那サイコパス説」といった悪意ある憶測がネットで広まる。

出社早々、「やってないんだよね!?」と部長の太田黒(正名僕蔵)から迫られた凌介は、きっぱりと否定する。しかしカスタマーサービス部には、9時の始業と同時に「DV夫に荷物を運ばせるな」「殺人犯を匿うつもりか!」などとデマを真に受けた苦情電話が殺到。集荷キャンセルの電話も次々とかかってくる。原因は、YouTuberぷろびん(柄本時生)が投稿した動画だった。

真帆(宮沢りえ)たちの失踪は、3人を殺した凌介の自作自演だと煽り、職場が晒されている。すでに再生数は10万回超え。苦情電話の対応に追われ、カスタマーサービス部は大混乱。凌介は太田黒から、厳しく責任を追及され…。瑞穂は、会社のためにも真帆たちを探す手伝いをすると凌介に言う。そんな二人を何者かが見つめていた――。

凌介は団地の住民たちからも白い目で見られ、ポストは嫌がらせのビラで満杯に。皆が遠巻きに凌介を見つめる中、真帆のママ友で整体師の朋子(桜井ユキ)が声をかける。朋子は団地に引っ越してきたばかりで心細かった頃、明るく話しかけてくれた真帆に感謝していた。朋子は凌介に、力になれることがあったら言ってほしいと告げる。
そんな中、真帆たちの最後の足取りが判明し……!?

『お探しのものです』というメッセージと共に届けられた宛先不明の荷物。その中に入っていたのは、篤斗とは別の少年の冷凍遺体だった。刑事の阿久津(渋川清彦)らは、凌介に疑惑の目を向けるが、瑞穂は伝票につけられた印から、荷物は魚市場から発送されたものだと割り出す。警察の捜査では発送者は割り出せなかったが、司法解剖の結果、少年の遺体は5年以上冷凍されており、年齢は10歳前後だと判明。生きていれば光莉(原菜乃華)と同じくらいの年齢だった。しかし、身元は特定されず、相良家との関係も謎のまま。亀田運輸では、冷凍遺体の件は箝口令がしかれ、太田黒から口外しないよう、きつく言い渡される凌介と瑞穂。カスタマーサービス部が苦情電話の対応に追われる中、林(深水元基)が、凌介を訪ねてくる。林は上司の命令で、新居の建設工事をどうするのか確認に来たのだった。家族の無事を信じ、工事は続けて欲しいと言う凌介を、林は「絶対に帰ってきますよ!」と励ます。

凌介が残業して何か手掛かりはないかと探っていると、瑞穂も残って苦情電話を調べていた。凌介は、お礼に夕食をごちそうするため、瑞穂を日野の店へ連れて行く。そこに河村(田中哲司)が訪れる。河村は客のふりをして店内に潜入している記者たちを見破り、追い払う。

凌介は河村たちに、冷凍遺体の件と、真帆たちの最後の足取りが判明したという捜査情報を話す。
① 真帆:失踪当日の17時13分にパート先のスーパーを出る姿が防犯カメラ。
② 光莉:16時17分に自宅の最寄り駅の改札のカメラ。
③ 篤斗(小林優仁):16時45分に通学路の河川の監視カメラ。
その話を聞いた瑞穂は、真帆たちが最後に確認された付近を走っていた亀田運輸の配送車のドライブレコーダーをすべて調べれば手掛かりがつかめるかもしれないと思い立つ。

凌介と瑞穂はドライブレコーダーのデータを管理する安全管理部を訪ね、データを見せてほしいと頼むが、担当者は許可を出してくれない。しかし、瑞穂はそこまで織り込み済みで、夜になったら安全管理部に侵入してデータをこっそり入手する作戦を立てていた。

その晩、安全管理部の担当者がトイレに立つ隙を突いて、凌介が侵入。凌介は瑞穂の指示に従って、パソコンからデータを引き出すことになんとか成功する。

凌介と瑞穂は、手に入れた膨大な量のデータを調べる作業を続ける。そんな中、凌介は林から、再開したばかりの新居の工事現場に来てほしいと呼び出される。「新居に何かが埋まっている」という謎の電話を受けた林は、凌介と確認することにしたのだ。今日、基礎工事でコンクリートが流し込まれたばかり。固まるまでに数時間かかるため、“何か”埋めることは可能だと言う林。恐る恐る現場に近付く凌介と林の前を、猫が横切っていく。猫は基礎の縁で何かをじっと見つめ、鳴き続ける。凌介と林が猫の視線の先を覗くと…、固まったコンクリートの中、そこには光莉が履いていたのとよく似たローファーが埋まっていて――!?

その頃、瑞穂はドラレコ映像の中から、赤い傘をさした女性と手をつなぐ篤斗の姿を発見していた……!

第3話

新居の基礎コンクリートから覗く片足のローファー。すぐに警察が駆けつけ、掘り起こし作業が始まる。ただのイタズラか、それとも…!?

凌介(西島秀俊)は瑞穂(芳根京子)に、配送車のドライブレコーダーから見つかった映像を見せられる。その映像では、赤い傘をさした真帆(宮沢りえ)らしき女性が篤斗(小林優仁)の手を引き、後ろには光莉(原菜乃華)とよく似た女子高生が歩いていた。これが3人だとすると、篤斗がサッカー教室に行く直前の17時18分、3人は一緒にいたことになる。

そんな中、凌介は林(深水元基)から、再び新居の建築を中断するよう勧められる。しかし、凌介は聞き入れない。林が新居建築を止めようとしたのは、ある事情で上司の井上(戸田昌宏)に命令されたからでもあった――。

凌介は見知らぬ男から「事件についてお話したいことがあります」というメッセージを受け取る。凌介は瑞穂と相談して、その男とコンタクトを取り、日野(迫田孝也)の店『至上の時』で会うことに。瑞穂と日野も、一緒に待ち構える。現れたのは、ベンチャー企業『プロキシマ』の社長・一星(佐野勇斗)。彼は、真帆たちが誘拐されたと断言する。さらに一星は、誘拐した犯人に心当たりがあると言い出し…!?
果たして嘘か本当か?一星は敵なのか、味方なのか!?

新居に埋まっていたのは、ローファーだけだった。しかし、DNA鑑定の結果、ローファーは光莉のものだったと判明。3人を誘拐した真犯人がローファーだけを埋めた可能性が高い。一体、真犯人の目的とは…!?ローファーや現場からは犯人の痕跡は出ず、捜査は前進しないまま。

ドライブレコーダーに映っていた赤い傘を差す女性を見て、凌介は真帆だと確信。その傘は凌介が真帆にプレゼントしたもので、100本しか流通していない限定品だったのだ。3人は失踪直前、合流して一緒にいたと思われる。
喫茶店で林と会っていた凌介は、接触してきた一星を追いかけ店の外へ。そこには、凌介を不敵な笑みで見つめる陽香(生駒里奈)の姿が…。

『至上の時』に現れた一星に「光莉さんとお付き合いしてます」と聞かされ、凌介は衝撃を受ける。一星のもとには、光莉からの「たすけて」というメッセージが届いていた。それ以来、一星は光莉とまったく連絡が取れなくなったという。光莉にはストーカーがいたらしく、一星は一緒に捜索したいと凌介に申し出る。突然現れた娘の彼氏に戸惑いながらも、凌介は一星にも協力してもらうことにする。

SNSでは、光莉のローファーが新居の建築現場に埋められていたと暴露した投稿が拡散。ぷろびん(柄本時生)は凌介が学生時代に書いた推理小説を入手し、“犯人が事件の遺留品を埋める”という小説の内容から、またも凌介の自作自演説を動画で煽る。そうしたネット情報をマスコミが後追いし、世間の注目はますます高まっていく。亀田運輸カスタマーサービス部には、全国各地から嫌がらせと思われる凌介宛の荷物まで届くようになる。その中には、瑞穂宛にクレーマーのバタコから送られてきた「花が咲けば願いが叶う」という謎の土もあり…。

誹謗中傷に憔悴している凌介の家に、河村(田中哲司)と日野が訪ねてくる。誰もが敵に見えてしまう中、味方になって励ましてくれる2人のお陰で、凌介は少し元気を取り戻す。

一方、瑞穂は一星に、ドライブレコーダーの映像を見せる。一星は、映っている女子高生はおそらく光莉ではないかと告げる。さらに、ローファーが埋められていたという情報を流したのは、アカウント名“をんぬむ”だと突き止めるが、個人情報までは辿り着けない。そんな中、一星のスマホに光莉の居場所を示す通知が来る。一星は、光莉とカップル専用アプリを使ってGPSでお互いの位置を共有できるようにしていた。光莉の居場所は群馬県の山の中だった。

凌介は瑞穂、一星とともにGPSが指し示す群馬県山中へ向かった。一星が光莉のスマホを鳴らすと、薄暗いトンネルの奥で音がする。トンネルの奥に進むと、光莉のスマホが光を放っている――! スマホを拾い、さらにトンネルの奥に進もうとした時、凌介は拳銃を突き付けられる。そこにいたのは真犯人ではなく、光莉のスマホの電源が入ったことから場所を特定してやって来た阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)だった。

トンネル周辺で警察の捜索が始まり、凌介たちも手掛かりを捜す。凌介から連絡を受けた河村も、両角(長田成哉)とともに駆け付ける。捜索の結果、トンネル入り口付近の林から、真帆の結婚指輪が発見される。

阿久津が署に戻ると、真帆に関する匿名の情報が届いていた。それは、真帆が失踪直前に生命保険に入り、受取人が凌介になっているという内容だった。

その頃、誰かが部屋の一室でお経をかけ、遺影に手を合わせていた。位牌に刻まれた戒名は“簒奪院盗幸不和離苦信士”。その遺影は凌介で――!?

第4話

凌介(西島秀俊)が真帆(宮沢りえ)の保険金の受取人になっていることがネットで拡散される。しかも、生命保険の加入は失踪直前。マスコミもこの情報を追い、光莉(原菜乃華)と篤斗(小林優仁)にも生命保険をかけていたというデマが広がり、真に受けた志乃生(丘みつ子)と三郎(浜田晃)に問い詰められる凌介。

警察の捜査により、光莉のスマホと真帆の指輪が発見された現場で犯人のものらしき足跡が見つかる。阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)は光莉がストーカー被害に遭っていたという情報から、彼女の学校付近で聞き込みをするが…。

凌介に関する陰謀論動画を作り続けるぷろびん(柄本時生)のYouTubeチャンネルがガイドライン違反でBANされる。復活を目論むぷろびんと町山(遼太郎)のもとに、何者かによる情報提供のメッセージが届き…!?
亀田運輸では苦情電話がますます増え、会社を辞めたいと言い出す社員も出てくる。太田黒(正名僕蔵)から責任を問われる中、凌介は支社長に呼び出される。大阪の本社にまで抗議が殺到し、全社的に大問題となっていた。支社長は、記者会見で身の潔白を説明し、世間に誹謗中傷を止めてほしいと訴えるようにと凌介に告げる。

凌介は、瑞穂(芳根京子)と一緒に記者会見の練習をすることに。瑞穂は「負けないでください」と凌介を励ますのだった。
そして、記者会見当日。会場には多くのマスコミが集まる。生中継もされる中、凌介は報道陣からの質問に丁寧に答えていく。しかし、記者から凌介の不倫現場写真を突きつけられーー!?

第5話

凌介(西島秀俊)の家に蹴り込まれたサッカーボール。篤斗(小林優仁)のものだと思った凌介は、サッカー教室へ向かい、コーチの山田(柿澤勇人)に話を聞く。山田によると、篤斗は失踪直前にサッカーボールを持って帰っていた。誘拐された時点で篤斗はサッカーボールを持っていた可能性が高い。誘拐犯がボールだけ“返却”したのか…?サッカー教室を出た凌介を、謎の男(前野朋哉)が見つめていた――。

サッカーボールの一件を凌介から聞いた瑞穂(芳根京子)は、これまでとは少しやり口が違うと指摘。送り付けられた少年の冷凍遺体、新居の建築現場に埋められた光莉のローファー、トンネルに置かれた光莉のスマホや付近で発見された真帆の指輪、これらは犯人が自らの身の安全を確保した上で行っている。しかし、サッカーボールを蹴りこむ行動は、犯人が凌介の近くまで来る危険を冒している。さらに、凌介が住んでいるのは団地の4階。そこに正確にボールを蹴り入れる能力を持つ人物は、サッカー経験者の可能性が高いと考えられた。瑞穂と電話していると、いきなり路上で何者かに、得体の知れないものをかけられる凌介。物理的な危害も加えられ、危険は加速していく…。

一方、瑞穂は一星(佐野勇斗)から、オンラインサロンのオフ会に誘われた。一星は瑞穂に「同盟を組みたい」と、時と場合によっては凌介抜きで誘拐事件の手掛かりを探すことを持ち掛ける。その真意とは…?
そんな中、復活したぷろびん(柄本時生)が新たな動画を投稿。ぷろびんは動画の中で「そろそろ自首する時なんじゃねえのか?」と凌介を諭す。動画の元ネタは“関係者が語る、炊飯器旦那への疑惑”というネット記事。凌介のある行動がまたも裏目に出て、自作自演説が加速。ネットでは、動画とネット記事がどんどん拡散されていく。

凌介は、ドライブレコーダーに映った真帆(宮沢りえ)と思われる赤い傘の女性と、手をつなぐ篤斗の画像を見直して、何か違和感を覚える。しかし、どこに違和感があるのか、見つけられないでいた。行き詰まった凌介は瑞穂と一星の意見を聞くため、2人を「至上の時」に来てほしいと呼び出す。凌介が出かけようとした時、朋子(桜井ユキ)が訪ねてきて――!?

第6話

凌介(西島秀俊)は、「至上の時」で瑞穂(芳根京子)、一星(佐野勇斗)、河村(田中哲司)、日野(迫田孝也)と会う。傘の件を聞いた一同は、朋子(桜井ユキ)が真犯人の可能性があると言うが、凌介は状況的に不可能ではないかと分析。結局、意見が分かれ、凌介は河村と先に帰ることに。河村は、理路整然と持論を展開する凌介の姿を見て、文芸サークルで仲間の作品に対して鋭く批評する学生時代の凌介を思い出した。小説を書いていた凌介は本来、物事の筋道や人の関係性を考えるのが得意だった。河村は凌介に「これからは、小説家・相良凌介として客観的に考えてみろ」とアドバイスする。

店に残った瑞穂と一星は、独自に朋子の周辺を探ることに。瑞穂は、事件当日の動向を探るため、朋子が勤める整体院に客として潜入する計画を立てる。
一方、家に着いた凌介は、鍵を失くしたことに気付く。ダメ元でドアノブを回すと、なぜか鍵が開いている。家の中には、誰かいるようで――!?

ぷろびん(柄本時生)は、凌介を直撃して一星に追い返された時の映像を公開。その動画で一星をITベンチャーの成金社長と罵り、凌介が起こした誘拐事件の黒幕ではないかと煽る。その狙い通り、プロキシマには嫌がらせが殺到し、殺害予告の手紙まで届くが、社員たちは炎上など意に介さず、むしろ面白がっているほど。しかし一星は、投資家とオンラインサロンメンバーに向け、生配信で説明することに。この選択は、吉と出るか、凶と出るか?

自分のせいで周囲にも迷惑をかけ、落ち込む凌介は、林(深水元基)から、新居建築の中止を告げられる。凌介にとって、新居を諦めることは、家族との未来を諦めるようでどうしても受け入れ難く…。
そんな中、影から凌介を見ていた謎の男(前野朋哉)が接触してきて…!?
凌介の元に届いた妻・真帆(宮沢りえ)が生きている証しと、驚愕のメールとは――!?

第7話

拘束される光莉(原菜乃華)の動画を見た凌介(西島秀俊)は、すぐさま警察に通報。サイバー捜査班と、一星(佐野勇斗)らプロキシマの一同がほぼ同時に動画解析を始める。その結果、動画撮影された場所として、ある廃墟が特定される。すぐさま凌介は、瑞穂(芳根京子)と一星とともに廃墟へ向かう。凌介たちが暗闇の中で光莉の姿を探していると――!?

勝手に動きすぎる凌介たちに、危険だから警察に任せてるように告げる阿久津(渋川清彦)。しかし、手がかりは出てくるのに一向に進展しない状況に焦燥感と疲労を募らせる凌介は、一刻も早く真帆(宮沢りえ)たちを取り戻すために行動せずにはいられないと反論。その脳裏からは光莉の姿が離れずにいた……。 警察では、光莉の生存は濃厚だが、背景に飛び散っていた大量の血痕が本物の血液であれば、真帆と篤斗(小林優仁)はすでに死亡している可能性が高いという見方が出てくる。動画の送信元が判明し、阿久津がその場所に踏み込み――!

一方、瑞穂は、ぷろびん(柄本時生)の直撃を受ける。ぷろびんは「あんた、炊飯器旦那と不倫してんだろ!?」と、凌介と瑞穂がキス寸前にも見える隠し撮り画像を突き付ける。場所は会社の給湯室。社内の人間の誰かが凌介と瑞穂を陥れようとしていると知り、瑞穂はショックを受ける。

まもなく、凌介と瑞穂の不倫を告発するぷろびんの動画が公開され、瞬く間に拡散。凌介へのバッシングが激しくなるだけでなく、瑞穂もマスコミの標的になってしまう。
そんな中、自宅ポストに投函された嫌がらせのビラの中に、ある怪文書を見つける凌介。それは、冷凍遺体の箱に入っていた『お探しのものです』の文字に酷似していて――!?

第8話

凌介(西島秀俊)に届いた真帆(宮沢りえ)と林(深水元基)の密会写真。同じものがネット上でもみるみる拡散され、炎上。一星(佐野勇斗)は炎上に気づき、河村(田中哲司)に連絡。凌介を心配した河村は、林への接触を試みる。

マスコミは、真帆が不倫していたと半ば決めつけて報道。世間のバッシングの対象は真帆と林に移り、凌介は不倫された夫として同情されるように。しかし凌介は瑞穂(芳根京子)に、真帆の不倫はありえないと断言。真帆を強く信じている凌介を前に、失踪が真帆の計画の可能性もあると睨む瑞穂と一星は2人の関係を調べ始める。

一方、密会写真を撮った人物が犯人の可能性が高いと睨んだ阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)は、撮影者に心当たりがないか林に尋ねる。林は婚約者の茉莉奈(林田岬優)と会い、事情を説明しようとするが、ぷろびん(柄本時生)が現れて…!?

週刊追求編集部では、真帆が凌介と別れるために誘拐事件を偽装したという説が持ち上がる。「不倫相手の林に片棒を担がせているのでは」という言葉に、思わず編集長の立場を忘れて真帆をかばう河村。そんな中、真帆の実家がマスコミに取り囲まれ、凌介は外に出られなくなった両親のため駆けつける。住愛ホームも釈明会見を開き、事態は収拾されたかに見えたが…。
夜道を一人家路につく瑞穂は、誰かにつけられていると気づく。振り返るが誰もいない…。必死に走って逃げるが、追いつかれ――!?

第9話

真帆(宮沢りえ)が隠していた「DNA情報鑑定センター」の封筒を、朋子(桜井ユキ)に突き付けられた凌介(西島秀俊)。光莉(原菜乃華)や篤斗(小林優仁)が凌介の実子ではない可能性があるのか? 朋子は、真帆が抱えていた秘密を凌介に話し始める。その内容に衝撃を受ける凌介…。

相良家の新居建築が再開され、現場では林(深水元基)が馬場(高杉一穂)に仕事の引継ぎをしていた。そこに現れた凌介は林に詰め寄るが、林の事情聴取に来た阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)に阻まれる。真帆たちが失踪した10月15日の夕方以降、林には確実なアリバイがなかった。林の曖昧な答え方に、阿久津と落合は不審を抱く。

激しく落ち込む凌介を心配する亀田運輸の面々。太田黒(正名僕蔵)まで気を遣い始め、見かねた瑞穂(芳根京子)は凌介を励ます。
凌介は「至上の時」で、朋子から聞いた真帆の秘密を打ち明ける。瑞穂を襲ったのも林ではないかという話を受け、林への疑念を深める一同。河村(田中哲司)と日野(迫田孝也)は、林が婚約者と結託し事件を起こしたのでは?と推理するが、瑞穂と一星(佐野勇斗)は真帆の自作自演で林は協力者なのではないかと睨む。

そんな中、警察には、冷凍遺体の身元確認をしたいという人物が現れ…。
真帆のことをまったく理解していなかったと思い知らされた凌介の苦悩は、深まるばかり。そして、凌介が大きな決断を下したある夜、事態は急転!ついに家族との衝撃の再会、あの危険人物の正体が判明する――!!

第10話

箱詰めになった氷漬けの篤斗(小林優仁)を発見した凌介(西島秀俊)と瑞穂(芳根京子)。篤斗はすぐさま病院へ運び込まれ、救命措置を施される。しかし、低体温症を起こした上、睡眠薬を大量に飲まされていた篤斗は、危険な状態だった。凌介の必死の思いも届かず、篤斗は心停止してしまう――。

凌介は阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)から、真帆(宮沢りえ)と林(深水元基)がホテルで会っていた7月30日まで、2人の関係が現在も続いていた可能性があると聞かされる。大きなショックを受ける凌介…。
依然、林の行方は掴めず、阿久津と落合は婚約者の茉莉奈(林田岬優)を訪ねる。茉莉奈は、父親の会社が管理する倉庫にいた。阿久津と落合は、林が倉庫の中に隠れているのではないかと捜索するが…。

ますます状況は悪化し、憔悴していく凌介を心配する瑞穂、一星(佐野勇斗)、河村(田中哲司)、日野(迫田孝也)。凌介には、どんな励ましの言葉も届かなくなっていた。瑞穂は、心を閉ざした凌介に喝を入れる。
そんな中、凌介のもとに不審なメールが届く。その日の夜、指定する場所に一人で来るようにと凌介を呼び出し、警察に知らせれば家族の命を奪うと脅迫する内容だった。送り主は、真帆たちを誘拐した犯人の可能性が高い。凌介が、指示された場所に向かうと、そこにいたのは林で…!?

“影”を消そうと、不穏な動きをするバタコ(香里奈)。さらには、阿久津と落合が掴んだ衝撃の容疑者情報。第1部最終回、明るみになる真実とは!?

特別編

篤斗(小林優仁)の事情聴取の2日前。「至上の時」では、日野(迫田孝也)が予約客のために準備を進めていた。まもなくやってきたのは、キウンクエ蔵前というマンションの住人たち。以前、店を訪れた手塚夫妻に勧められ、ここで忘年会を開くことにしたらしい。メンバーは、久住譲(袴田吉彦)、シンイー(金澤美穂)、尾野幹葉(奈緒)、藤井淳史(片桐仁)、赤池美里(峯村リエ)。

にぎやかに盛り上がる彼らは、世間を騒がせている炊飯器失踪事件の話になる。尾野は、この事件をまったく知らないといい、美里が事件の経緯を説明。
一同は、事件について推理を始める。「実際のところ、どうなの?」と日野に尋ねる藤井は世間と同じように、凌介(西島秀俊)を疑っていた。ぷろびんチャンネルにすっかりハマっている美里も、陰謀論から凌介に疑念を持っている様子。真帆(宮沢りえ)と林(深水元基)が出会った同窓会に出席していた久住は、自分が2人の知人であると言いたくて仕方ない様子だが、なかなか言い出せない。

遅れてやってきた早苗(木村多江)と正志(阪田マサノブ)も話に加わり、警察官の正志は、凌介が逮捕寸前という噂が警視庁にも広がっていると言う。ますます凌介犯人説に傾いていくキウンクエ住人たちに対して、日野は「あいつは、真犯人なんかじゃないんです!」と否定。凌介がいかに家族を愛しているか、面白おかしく取り上げる報道や一般人からの嫌がらせに、いかに苦しめられてきたかを説明するが…。

そこへ、一連の騒動で顔が知られている瑞穂(芳根京子)と一星(佐野勇斗)が来店し、ザワつくキウンクエの一同。そんな中、満を持して、久住が真帆と林が出会った夜のことを話し始める。2人の関係は、朋子(桜井ユキ)の言うとおりだったのか…!?
果たして、凌介は篤斗の証言通り、本当に犯人なのかーー!?

第11話

篤斗(小林優仁)の病院の前で報道陣に取り囲まれる凌介(西島秀俊)は突如、阿久津(渋川清彦)らに任意同行を求められて警察へ。連行される容疑者のような凌介の姿が中継され、瑞穂(芳根京子)、一星(佐野勇斗)、河村(田中哲司)は衝撃を受ける。凌介の襲撃に失敗したバタコ(香里奈)は、じっと病院を見上げ…。

凌介は連日、阿久津と落合(吉田健悟)から事情聴取を受ける。しかし、凌介は篤斗から犯人と名指しされたことが信じられないでいた。阿久津は、光莉(原菜乃華)の監禁動画に映っていた椅子が、凌介が過去に購入したものと同じだという事実を突き付けるが…。
凌介は、篤斗の病院へ向かった。しかし、病室の前では警察官が見張っていて、参考人である凌介を被害者の篤斗に会わせるわけにはいかないと止められる。それでも病室に入ろうとする凌介だったが、志乃生(丘みつ子)と三郎(浜田晃)に制止される。

そんな中、凌介は会社から呼び出される。会社では、太田黒(正名僕蔵)や支社長、本社社員たちが待ち受けていた。凌介の件で株価が下がり、会社は危機的状況になっていた。凌介は本社社員から、退職するようにと圧力をかけられる。
「至上の時」に集まった瑞穂、一星、河村。日野(迫田孝也)が凌介を心配する中、作戦会議では、林(深水元基)の行方を捜すことで意見が一致。一星は、SNSを通じて林が逃亡に使っている赤いスポーツカーの情報を集める。河村は、等々力建材と住愛ホームが関わる贈収賄疑惑を記事にすると言う。アリバイが証明されれば、林が動く可能性があるからだ。

週刊追求の記事が出て、茉莉奈(林田岬優)は慌てて林に連絡。茉莉奈は、等々力(長谷川公彦)が林を消そうとするかもしれないと恐れていた。そんな茉莉奈に会いに行く瑞穂。一方、焦りが頂点に達した林は「…やっぱ、あいつ殺すか…」とつぶやき…。
事情聴取をすべて終えた凌介は、篤斗の病院を訪ねる。篤斗は話すことができない状態だったが、少しずつ回復していた。凌介の姿を見た篤斗の反応は…!?
追い詰められた林がとった行動とは!?さらに、光莉が涙ながらに衝撃の告白をする――!

第12話

光莉(原菜乃華)が凌介(西島秀俊)を告発する動画がTwitter上で拡散。さらには林(深水元基)の死が知れ渡り、ネットは大荒れ。凌介の命を狙う目的で、その動向を監視するアカウントまで作られる。

心配した瑞穂(芳根京子)と一星(佐野勇斗)が凌介の家を訪ねると、朋子(桜井ユキ)が押しかけてくる。整体院に潜入して以来の朋子との再会に、肝を冷やす瑞穂。すると、家の中からあるモノが見つかり…!?

一星は、光莉の動画を解析して分かった情報を報告。光莉はかなり狭い場所に閉じ込められている可能性が高い。真帆(宮沢りえ)が撮影者、そして真犯人の可能性もあると主張する瑞穂と一星。河村(田中哲司)と日野(迫田孝也)は反論するが…。

一方、バタコ(香里奈)と朋子が病室で鉢合わせた夜以降、篤斗(小林優仁)の精神状態は不安定になり、誰も面会できなくなっていた。カウンセラーは、篤斗が火災報知機の音に刺激されて暴れ、病室がめちゃくちゃになっていたと言うが…。
真帆への疑惑、深刻化する篤斗の症状…苦悩を深める凌介の前に、バタコが現れ――!?

第13話

バタコ(香里奈)に渡されたお茶にはフグ毒が混入されており、凌介(西島秀俊)は意識不明の重体に陥る。ICUの前で取り乱した日野(迫田孝也)を河村(田中哲司)がなだめていると、瑞穂(芳根京子)と一星(佐野勇斗)も駆けつける。テトロドトキシンの毒性は強く、危険な状態。果たして、凌介の運命は…!?

防犯カメラに立ち去るバタコの姿は映っていたものの、院内に彼女を知る者はおらず、毒を盛って逃げた女は何者なのか、捜査は難航。
阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)は、篤斗が事件当日に乗った白い車を追って、かがやきの世界を訪れる。輪になって踊る信者の中には、ぷろびん(柄本時生)たちが紛れ込んでいた。阿久津は教祖(相築あきこ)に、凌介を狙ったバタコの写真を見せ、その反応に違和感を抱く。

一方、プロキシマでは瑞穂の依頼で、バタコが最後にかけてきたクレーム電話を解析。その音声から、瑞穂と一星は、バタコが失踪事件に関わっていると確信する。しかし、分かるのは声のみで、顔が特定できない…。
そんな中、何かに怯える清明(桑名愛斗)を心配した鼓太朗(坂東龍汰)は、朋子(桜井ユキ)の怪しい行動を目撃し、瑞穂に相談。瑞穂が “アフロディーテの下僕”が鼓太朗でないことを確かめると、そのアカウントを見た鼓太朗は太田黒(正名僕蔵)ではないかと言う。そこに、太田黒が現れて…!?

教祖の態度がひっかかる阿久津は、篤斗(小林優仁)から話を聞くことに。バタコの写真を見せると、篤斗は思いがけない反応を示し――!?

第14話

冷凍遺体と篤斗(小林優仁)を送り付けた犯人がバタコ(香里奈)だと判明し、警察はその足取りを追っていた。しかし、バタコがなぜ犯行に及んだのか、凌介(西島秀俊)との関係だけが分からない。阿久津(渋川清彦)らは、バタコが入信していたかがやきの世界を家宅捜索。落合(吉田健悟)が教祖(相築あきこ)を尋問すると…。

瑞穂(芳根京子)は、過去のクレーム電話から、篤斗のものらしき服の出品者【keiju1008】がバタコである可能性にたどり着く。一方、河村(田中哲司)は、冷凍遺体の少年が何者なのかを突き止める。また、阿久津と落合はバタコの両親から事情聴取し、その証言から彼女の過去が明らかになる。バタコに関するバラバラだった情報がひとつの線となって現れ、凌介は自分と彼女の接点を探るため、バタコの両親に会いに行く。

そんな中、林(深水元基)が河村に送った写真の撮影場所がロッジで、そこを借りた人物が強羅(上島竜兵)だったことが分かる。不審な行動を繰り返す強羅は、ある人物の遺体を保管していて…。

一星(佐野勇斗)の母・すみれ(須藤理彩)の店を訪れた凌介は、恐縮するすみれに一星への信頼を語る。新居に撒かれていた血液が光莉(原菜乃華)のものだと断定され、不安を募らせる一星のもとに、一通のメールが届いて…!?
明らかになるバタコの素性、水面下で動く不気味な強羅の正体、暴走する陽香(生駒里奈)の目的とは――!?

第15話

凌介(西島秀俊)は、光莉(原菜乃華)と篤斗(小林優仁)から、一緒に失踪したと思われていた真帆(宮沢りえ)の行方を知らないと聞かされ驚く。子供たちの身に何が起こり、真帆はどこへ消えたのか…!?

瑞穂(芳根京子)は、茉莉奈(林田岬優)と高級サウナにいた。警察が林(深水元基)の葬儀に来たことを話す茉莉奈。2人は、何やら秘密を共有しているようで…。
瑞穂は、一星(佐野勇斗)が行方不明になったことをプロキシマの社員たちに伝える。一星の失踪は報道されておらず、マスコミに情報をリークして情報を集めようとする一同。瑞穂は警察に任せるよう止めるが…。

一星の消息はまったく分からず、光莉は不安を募らせていた。そんな中、阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)が光莉の事情聴取をする。光莉が「パパにも全部聞いてほしい」と言い、凌介も立ち会うことに。光莉は、事件発生からの一部始終を語り始める。明かされる数々の謎に、衝撃を受ける凌介。

一方、清明(桑名愛斗)を心配した鼓太朗(坂東龍汰)は、菱田家を訪れるが、そこである人物に襲いかかられ…!?
はたして一星は無事なのか?陽香(生駒里奈)の目的、そして瑞穂の秘密とは――!?

第16話

凌介(西島秀俊)の家のポストに「それでも探しますか?」と真帆(宮沢りえ)の不倫を告発するビラを入れたのは、瑞穂(芳根京子)だった。凌介が説明を求めると、瑞穂はその真相を語り始め…。

阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)はプロキシマの社員たちから、陽香(生駒里奈)が一星(佐野勇斗)のオンラインサロンのメンバーだという情報を得る。陽香はサロンで、“高場花”という名の看護師になりすましていた。その写真を見て、光莉(原菜乃華)は、自分を監禁していた犯人だと証言。凌介もその女の顔にひっかかり…。

一方、朋子(桜井ユキ)と山田(柿澤勇人)は、ある人物から危険な計画を依頼される。
週刊追求では河村(田中哲司)らが、3つの事件の容疑者、バタコ(香里奈)・陽香・林(深水元基)が結託していた仮説を立てる。しかし、主導権を握れそうな人物がいない。この“同時誘拐”の首謀者は一体誰だったのか…?

そんな中、真帆が失踪前夜にかけていた電話について、驚きの新事実を知らされる凌介。その事実から凌介は、意外な推理を展開して、一同を驚かせる。
またもや見つかる、真帆生存の痕跡。判明する一星の安否。野放しになった危険人物たちが、新たな牙をむき始める中、怒濤の逮捕劇へと物語は加速する――!

第17話

凌介(西島秀俊)が篤斗(小林優仁)を守り、ようやく逮捕されたバタコ(香里奈)。取調べが始まり、かがやきの世界で発見された充(前野朋哉)ともう一人の遺体の身元が判明する…!

阿久津(渋川清彦)が篤斗から話を聞くことになり、瑞穂(芳根京子)と光莉(原菜乃華)が立ち会う。しかし、篤斗は「俺、パパの子じゃないの?」と、自分が凌介の実の子ではないのかと不安を覚えている様子。その原因は自分にあると落ち込む光莉を、瑞穂が励ます。凌介は、篤斗の不安をどう取り除くのか?

一方、バタコ逮捕で、篤斗が証言し始めることに危機感を募らせる朋子(桜井ユキ)は、ある行動に出る。それを清明(桑名愛斗)が目撃していて…。
阿久津と落合(吉田健悟)は、かがやきの世界の教祖(相築あきこ)に事情聴取。団体の意外な実態が明らかになるが、当のバタコはまともに話そうとせず、取調べは難航。バタコは、まだ篤斗のことをあきらめていないようだった。

そんな中、今まで何も描けなかった篤斗が描き始めたのは、男が女性2人を座らせ刃物をかざしている絵。フラッシュバックしていた凌介が真帆(宮沢りえ)と光莉を殺す場面のようだ。篤斗が語った、バタコとの恐怖の監禁生活と洗脳の一部始終とは!?
陽香(生駒里奈)に監禁されていた一星(佐野勇斗)の安否と過去が明らかに!複雑に絡み合った事件のピースが、いよいよ揃い始める…!!

第18話

瑞穂(芳根京子)から、姉が殺された過去があると知らされた凌介(西島秀俊)。瑞穂は凌介に協力していた訳を話し…。
篤斗(小林優仁)の病室に大きな段ボールを運んできた鼓太朗(坂東龍汰)。危険を察知した篤斗がナースコールを押そうとすると、その手を強く握って止め、箱を開ける…!はたして中身は…!?

SNSで一星(佐野勇斗)と陽香(生駒里奈)の高校時代の写真が拡散され、一星へのバッシングが高まる。光莉(原菜乃華)がいくら連絡しても、一星は音信不通だった。不安になった光莉は、すみれ(須藤理彩)の定食屋を訪ねるが、一星はちょうど出て行ったばかりだった。すみれは光莉に、一星から託された封筒を渡す。中身は凌介が書庫にしているトランクルームの鍵。それは、光莉がある目的で一星に取ってきて欲しいと頼んだものだった。

一方、団地の物陰には、相良家をじっと見つめる強羅(上島竜兵)の姿が。そこに現れた河村(田中哲司)は、強羅を牽制すると金を渡し、ある人物の調査を依頼して…。

真帆(宮沢りえ)を捜す手がかりを見つけようとホームビデオを見返すと、凌介も忘れていたバタコ(香里奈)と真帆の思いがけない関係が浮かび上がり…!?
ついに、バタコが篤斗を誘拐した理由が明らかに!
さらに、ある人物が真相を語り、逮捕される!!
そして突然、姿を消す仲間とは――!?

第19話

凌介(西島秀俊)は河村(田中哲司)から、瑞穂(芳根京子)が真帆(宮沢りえ)と一緒に占いに行っていたことを聞かされる。河村の情報では、瑞穂は3年ほど前に、真帆が勤めるスーパーの常連客だったという。瑞穂が隠していた真帆との仲。2人の接近は、ただの偶然だったのか、それとも…?凌介が確かめようとするも、誰も瑞穂と連絡が取れない。

そんな中、あるSNSが投稿される。真犯人が書いたもののようで、それについて一人で調べているという河村。両角(長田成哉)は、さすがに河村の様子がおかしいと感じていた。

すみれ(須藤理彩)を心配する光莉(原菜乃華)と金城(青木瞭)は、定食屋を訪ねる。すみれは、一星(佐野勇斗)が罪を犯したことを受け入れなければならないと苦しんでいた。そこへぷろびん(柄本時生)が突撃し、ある違和感に気づいた光莉。凌介とともに一星と直接話をさせてほしいと阿久津(渋川清彦)にかけ合う。取調べをのらりくらりとかわし、核心を話さない一星だが…。

一方、凌介は追い詰められた朋子(桜井ユキ)を説き伏せ、朋子はようやく真実を話し始める。朋子と清明(桑名愛斗)、そして山田(柿澤勇人)は、一体何を隠していたのか?事件当日、バタコ(香里奈)はどのように誘拐を実行したのか?そのすべてが明らかに…!
いよいよ、事件を操ってきた“真犯人”の影が浮き彫りに!!それは、一体誰なのか!?

第20話

凌介(西島秀俊)は日野(迫田孝也)とともに、対峙する瑞穂(芳根京子)と河村(田中哲司)を見つめていた。河村は瑞穂に、事件との関わりを話すようにと迫る。

瑞穂は、真帆(宮沢りえ)に接近した理由を話し始める。姉が林(深水元基)に裏切られて死んだことや、真帆と3年前から知り合いだったことをなぜ黙っていたのかと瑞穂を問い詰める河村。彼女は確かに、林に殺意を抱いていた。なぜ林を殺したのかと聞かれた瑞穂は――!?

拘留中の一星(佐野勇斗)は阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)から、SNSに投稿された例の小説について聞かれる。それは自分の“切り札”だと答える一星。小説には真犯人しか知り得ない事実も書かれているが、妄想なのか真実なのか…。

ついに“真犯人”が明らかに!!それは、信頼した部下なのか、支えてくれた友なのか、愛する妻なのか?それとも…!?
すべての謎が明かされ、最後に凌介が打つ、終止符とはーー!?

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