「バッファロー WSR-1800AX4S」購入・設定記 EasyMeshでの有線メッシュネットワーク構築方法

「バッファロー WSR-1800AX4S」購入・設定記 EasyMeshでの有線メッシュネットワーク構築方法

最近ではオフィスだけでなく家庭でもWi-Fiを使ってインターネットに繋ぐことはあたり前となっていますが、コロナ禍でテレワークや在宅学習の機会が増え、更に利用機会が増えましたね。

私自身ほぼ毎日テレワークしている状態で、使っていた無線LANの速度向上の必要性を考えていたことから、今回買い替えを決意しました。

購入機種

購入したのは、こちらです。じゃーん。


バッファロー WSR-1800AX4S
バッファロー WSR-1800AX4S

そうです、同じ機種を2台購入しています。

今までも自宅の1階と2階にWiFiルータを設置しているのですが、それぞれ異なるSSIDなので、移動すると繋ぎ直しする必要がありました。今回購入した機種「バッファロー WSR-1800AX4S」はメッシュWiFiルータ機能を備えているので一つのSSIDでローミングも可能です。

しかもWi-Fi Allianceが提唱するメッシュWi-Fiの相互接続性を確保する認証プログラムである「Wi-Fi EasyMesh」に対応しているので、メーカーやモデルが異なってもEasyMesh対応のルータであれば接続可能です。

同じメーカーの方が安心ですし、私も同じメーカー・同じ機種を2台購入しましたが、今後同じバッファロでEasyMesh対応の上位機種を購入する時には今の機種2台も活かしてメッシュWi-Fiを組むことができるのは拡張性という点ではメリットありですね。


バッファロー WSR-1800AX4S
バッファロー WSR-1800AX4S

こちらが開封した中身です。もちろん1台分です。
本体、ACアダプタ、スタンド、簡単なガイド、そしてLANケーブルです。
LANケーブル付けるよりその分コストを下げてほしいと思うのは私だけでしょうか?

バッファロー WSR-1800AX4S

 間取り:戸建2階建、マンション3LDK
 接続:利用人数5人、台数14台
 アンテナ数:5GHz帯 2×2、2.4GHz帯 2×2
 最大転送速度:1201Mbps(11ax/5GHz)、573Mbps(11ax/2.4GHz)
 有線LANポート:WAN 1Gbps×1、LAN 1Gbps×4
 MU-MIMO:対応(最大2台)
 ビームフォーミング:対応
 メッシュWi-Fi:対応(Wi-Fi EasyMesh対応)
 本体サイズ:約36.5(幅)×160.0(奥行)×160.0(高さ)mm
 重量:約373g
 消費電力:11.0W(最大)
バッファロー WSR-1800AX4S

設置する上で苦労した点と解決策

その1:EasyMeshでの接続ができない

今回、WiFiルーターを買い替える際にバッファローのWSR-1800AX4Sを選択した一番の決め手は、Wi-Fi Allianceが提唱するメッシュWi-Fiの相互接続性を確保する認証プログラムである「Wi-Fi EasyMesh」に対応している点です。

現象
ですので、設置する際は最初からEasyMeshで2台を接続する手順で設定を進めていました。バッファローの公式サイトから「EasyMesh での接続手順」と「ユーザーマニュアル」をダウンロードしてきて両方を見比べながら設定をすすめました。ところが、子機(エージェント)のACアダプターを接続し、電源をONにした後に前面のラン
プのWIRELESSが橙の点灯状態にならず点滅を繰り返します。親機(コントローラ)はマニュアルに記載されているとおりの点灯パターンになっています。

子機は、何度やっても、ACアダプターを接続後1分以上待っても同じです。

もしかすると子機の方は初期不良かな?という嫌な予感もよぎったので、親機と子機を入れ替えて設定してみましたが、やはり子機として設定した方の点灯パターンがおかしいのです。

解決策

全然原因がつかめないままネットを検索していると、2021/06/03のファームウェア Ver.1.02から「EasyMesh機能追加」が追加されているとの事。

新しいファームウェアが出てからまだあまり日が立っていないことを考えると、もしかすると、EasyMeshに対応していないファームウェアが入っている可能性があります。

ということで、2台をアクセスポイントとして別のSSIDで起動して、ファームウェアのバージョンを確認すると、やはり Ver.1.01でしたので、 Ver.1.02に更新して、再度EasyMesh での接続手順を試したところ、一発で親機・子機どちらもマニュアルに記載された点灯パターンとなりました。

その2:有線のメッシュネットワークを構築できない

EasyMeshは、無線接続だけでなく、有線接続でもメッシュネットワークを実現できるのもメリットの一つです。我が家も各部屋に有線LANを引いているので、WSR-1800AX4Sを1階と2階に設置し、2台を有線LANで接続しました。ネットワーク構成としては、BBルータの下にハブがあり、ハブから各部屋へ引いた有線LANの先に2台のWSR-1800AX4Sが繋がっています。

現象
ひととおり設定を終えてから、親機(コントローラ)側の管理画面の「EasyMesh」から[接続機器一覧]を開くとコントローラとエージェントの接続状態を確認することができます。

この接続状態が、有線LAN接続しているにも関わらず「2.4G」と表示されていて、要は無線LANで繋がっている状況という扱いになっています。(2台のメッシュルータ間で2.4GHz帯と5GHz帯のどちらで接続するかは自動で選択されるようです)

これで利用する上で速度的に大きな問題がある訳ではないんですが、せっかく有線接続でメッシュネットワークを実現できる機能があるのにこのままでは勿体ない気がします。

解決策(バックホール設定)

調べてみると親機(コントローラ)側の管理画面の「EasyMesh」に拡張設定として「Backhaul SSID」という項目があります。
マニュアルによると「メッシュネットワークでのBackhaul SSIDを設定します。」とありますが、それ以上の説明がどこにも無く、どういったものか理解できません。
この項目の意味が「イーサネットバックホール(有線バックホール)を使うこと」だとすればオンにすると有線接続でメッシュネットワークを実現できるのですが、都合よくとらえすぎかもしれません。


バッファロー WSR-1800AX4S
バッファロー WSR-1800AX4S

とりあえず、オンに設定しようとトライしたのですが、クリックしても暫く処理をしている様子ですが結局オンにはならずにオフのままです。
うまくいきません・・・

解決策(接続する端子変更)

最初はWSR-1800AX4SのINTERNET 端子にLANケーブルを接続していたのですが、試しに2台ともLAN 端子にLANケーブルを接続するように変えてみたところ
親機(コントローラ)側の管理画面のコントローラとエージェントの接続状態は「有線」となりました。


バッファロー WSR-1800AX4S
バッファロー WSR-1800AX4S

子機(エージェント)側の管理画面の「EasyMesh/中継機能(WB)」から[接続情報]を確認すると接続状態は、「有線接続中(EasyMesh)」と表示されています。


バッファロー WSR-1800AX4S
バッファロー WSR-1800AX4S

どうやら、やりたいと思っている状態には結果的になっているようですが、正直なところこれが正しい設定なのか否かが良くわかりません。

上のBackhaul SSIDの設定についてもそうですが、もう少し詳しい説明があるとありがたいです。

バッファロー WSR-1800AX4S

バッファロー WSR-1800AX4S


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