新型コロナウイルス対策による緊急事態宣言は東京や大阪などの都市部を除き解除となっていますが、まだまだ油断できない状況、場合によっては第2波、第3波も充分に考えられる状況です。「新しい生活様式」への定着に向けおうち時間を充実させるグッズはますます重要だと思っています。
今回は、スマホやタブレットなどとBluetoothで接続できる「Bluetoothスピーカー」をご紹介します。コンパクトでバッテリー搭載のため、スマホと一緒に部屋から部屋へ持ち運びも容易ですし、庭先やベランダに持ち出したり、防水タイプならお風呂に持ち込んで音楽を楽しむこともできます。
私はタブレットで海外ドラマなどを楽しむことが多いのですが、音楽だけでなくドラマや映画でもタブレットと「Bluetoothスピーカー」を繋げばより一層楽しめますよ。
「Bluetoothスピーカー」の選択基準
防塵・防水性能
Bluetoothスピーカーをお風呂で使ったり、海辺や川辺で使ったりする際には防水性能は重要ですし、キャンプや登山などアウトドアで持ち歩くなら防塵・防水性能は必須となります。自分の利用シーンを具体的にイメージして商品を選びましょう。
防水・防塵性能は「IP〇△」のように記載されています。IPに続く○に入る数字が防塵、その次の△に入る数字が防水に関する保護等級を意味していて、どちらも数字が大きいほど保護レベルが上がります。
防塵規格
アウトドアに持ち出して使うことが多いなら「IP5X」以上を選びましょう。
IP6X:粉塵がなかに侵入しません
防水規格
目安として、キッチンで使用する場合などは「IPX5」以上、お風呂で使用する場合は万一の水没を考慮して「IPX7」以上の防水性能を備えたモデルを選びましょう。
IPX4:あらゆる方向からの水滴を防ぎます
IPX7:水深1m、30分までの浸水に耐えられます
対応コーデック
スマホやタブレットなどからBluetoothスピーカーに送られるデジタル信号は、送受信するデータサイズを小さくするために圧縮して送られます。この圧縮方式を「コーデック」といい、どのコーデックに対応しているかで音質が異なってきます。
高価なBluetoothスピーカーほど高音質のコーデックにも対応していますが、送信側のスマホやタブレットも同じコーデックに対応している必要があります。
以下のコーデックでは、SBC<AAC<apt-X<LDACの順に音質がよくなります。
AAC:SBCより高音質。iPhoneで採用されている。
aptX:CD並の高音質。主にAndroidで採用されている。
LDAC:ハイレゾ音源に使用。ソニー製品で採用されている。
その他
スピーカーユニット数
製品に搭載されているスピーカーユニット数が増えるとサイズが大きくなり、持ち運びは不便になりますが音質は良くなります。
小型製品の場合は、「フルレンジスピーカー」というすべて音域を1つのスピーカーユニットでまかなうタイプが主流です。中型や大型製品は、低音域用の「ウーファー」、高音域用の「ツイーター」という風に音域ごとにスピーカーユニットが分かれた高性能モデルが多く、2ユニットの「2WAYスピーカー」、3ユニットの「3WAYスピーカー」があります。
出力
出力は音量にかかわる重要な要素でW(ワット)数が大きいほど、音量が大きくなり、低音が響きます。
10畳程度の室内で使用するなら5~15Wのモデル、リビングのような広い空間や外出先なで使用するなら20W以上モデルがおすすめです。なお、10Wのスピーカーユニットが2台搭載された「2WAYスピーカー」の場合は、10W+10Wと表記されます。
パッシブラジエーター
小型のBluetoothスピーカーで迫力のある音を楽しむには「パッシブラジエーター」搭載モデルがおすすめです。パッシブラジエーターとは、スピーカー筐体内の空気を振動させることで、低音域を増幅し、しっかりとした重低音の響かせる仕組みです。
360°タイプ
一般的にスピーカーは、一方向に音を放つ構造になっているものが多いので最適なリスニングポジションがありますが、360°タイプのスピーカーは全方向に向かって音が広がるため、スピーカーをどこに置いても同じ音質・音量で音楽を楽しめます。大勢で聞く場合にも360°タイプはおすすめです。
バッテリー容量
ほとんどのBluetoothスピーカーはバッテリー内蔵ですので、製品を選ぶ上ではバッテリー容量も重要です。
また、突然充電が切れた場合でも、USBケーブルで充電するタイプであれば、充電用に電源を取るのも比較的容易です。
「Bluetoothスピーカー」のおすすめ
JBL FLIP5 ポータブルBluetoothスピーカー
標準的な500mlのペットボトルと同等の太さ、重量で、自転車や自動車のドリンクホルダーへ納めることが可能です。
パッシブラジエーターも表面素材をラバーに変更し、その筐体サイズからは想像もできないほど、柔らかで豊かな低音を奏でることが可能。
海辺やプールサイドでも安心して使えるIPX7対応、水没しても安心。
4800mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続約12時間以上のワイヤレス再生が可能、充電端子にはUSB Type-Cを採用し、最大5V/3Aでの高速充電が可能。
JBL Bluetoothスピーカー GO 2
インドア、アウトドア問わずあらゆるシーンに気軽に持ち運べるコンパクト設計。
パッシブラジエーターを装備し、サイズを超えた広がりと奥行きがある高音質を実現。
海辺やプールサイド、キッチンや浴室などでも安心して使えるIPX7に対。
JBL ポータブルBluetoothスピーカー CLIP3
40mm 径フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを搭載し、JBLの持ち味であるクリアな中高域に、よりパワフルな低音を実現。
約3時間の充電で、最大約10時間のワイヤレス連続再生を実現。
もしもの水没にも対応した防水性能(IPX7)搭載により、屋外でのレジャーを盛り上げるアイテムとしてはもちろん、キッチンや浴室など日常使いの良きパートナーとしても使用可能。
ビルトインカラビナ(クリップ)で、デイパックや、ベルトストラップにも取り付けられるので、行き先問わず、気軽に持ち運びが可能。
JBL CHARGE4 Bluetoothスピーカー
7,500mAh大容量バッテリー搭載、電力供給専用USBポートを装備しているため、スマホやタブレットの充電が可能なモバイルバッテリーとしても活躍。
新設計のパッシブラジエーター2基との組み合わせにより、60Hzまでの豊かな低音を最大30Wの出力で再生可能。
海辺やプールサイドでも安心して使えるIPX7対応、水没しても安心。
約4時間の充電で、最大約20時間のワイヤレス連続再生が可能、充電端子にはUSB Type-Cを採用し、最大5V/3Aでの高速充電が可能。
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB22
防水・防塵(IP67対応)・防錆でお風呂、キッチン、海、アウトドアでも使用可能。
前面と背面に低域を効果的に増強する「パッシブラジエーター」を2つ配置した「デュアル・パッシブラジエーター方式」を採用。キレと存在感のある低音域を実現。
5時間の充電で最長24時間再生できるバッテリーを搭載
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB12
防水・防塵(IP67対応)・防錆でお風呂、キッチン、海、アウトドアでも使用可能。
スピーカー本体の操作ボタンで再生・停止・曲送りが可能。お風呂などでスマホが近くになくても操作可能。
4.5時間の充電で約16時間再生できるバッテリーを内蔵。
本体背面にアナログ入力端子を搭載。
Bose SoundLink Mini II スピーカー
サイズからは想像もつかないほどの臨場感あふれる本格サウンドを再生。
ワイヤレス、超コンパクトサイズで、ボーズ・サウンドをあらゆる場所で楽しめます。
充電式バッテリーで最大10時間の長時間連続再生が可能。
BOSE HOME SPEAKER 300
コンパクトなサイズからは想像できない迫力の重低音と、360°の臨場感あふれるサウンド。
GoogleアシスタントとAmazon Alexaを搭載し、何百万もの曲やプレイリストに音声操作で瞬時にアクセス。天気予報やニュースなど、Amazon AlexaとGoogleアシスタントの標準機能を利用可能。
Wi-Fi、Bluetooth、Apple AirPlay 2に対応し、Amazon Music、Spotify、Apple Musicなどの音楽配信サービスへのアクセス、スマートフォンやタブレットからの再生が可能。
BOSE SOUNDLINK COLOR 2
本体表面素材はシリコン製の丈夫でソフトなタッチ。持ち運びが簡単です。
1回の充電で最大8時間再生できるリチウムイオンバッテリーを搭載。
スピーカーの内蔵マイクで電話に応答でき、SiriやGoogle Nowにもアクセスできます。